病気の犬におやつは必要?うちがほぼやめた理由、正直に書きます

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病気の犬に、おやつはあげてもいいのか。心臓病と持病のある子がいる我が家が、おやつをほぼやめた理由と、いま代わりにしていることを書きます。

🐾 先に答えです ── うちは「ほぼゼロ、デンタルガムだけ」

あげていないもの

ジャーキーなどの一般的なおやつ。心臓病の子は体重が増えること自体が負担になるからです

あげているもの

デンタルガムだけ。朝と夕方、ごはんのあとに。歯みがきが苦手な子たちのためです

やめてどうなった?

ごはんを毎回完食するように。おやつの取り合いのケンカも消えました

※ 病気の子におやつを与えてよいかは、その子の状態で変わります。最終的にはかかりつけの先生に確認してください。

「病気の子におやつをあげていいの?」——これ、悩みますよね。

うちには心臓病のmooちゃん(チワワ♀・12歳)とアジソン病のふわり(トイプードル♀・8歳)がいます。正直に言うと、我が家はおやつをほぼ与えていません。

「え、おやつゼロ?かわいそう」と思う方もいるかもしれません。でも、これにはちゃんと理由があります。そして実際にやめてみたら、思っていたよりずっと良いことがありました。

kairi
kairi

「おやつゼロなんてかわいそう」——じつは私も、最初はそう思っていました😅

おやつをやめた理由

うちの子たちは全員、避妊・去勢手術をしています。手術後は太りやすくなると言われていて、実際mooちゃんはもともとの食いしん坊に加えてどんどん体重が増えてしまっていました。

さらに心臓病の子は体重増加が心臓への直接の負担になります。おやつのカロリーが積み重なると、それだけで体重管理が難しくなるんですよね。

小型犬は体が小さいぶん、ほんの少しのおやつでも1日に必要なカロリーのなかで大きな割合を占めてしまいます。チワワにジャーキーを1本——人間でいえば、おやつでごはん1食分を食べているようなものです。

「おやつをあげたい気持ち」より「この子たちに長く元気でいてほしい気持ち」——そう考えたら、自然とおやつを与えることが少なくなっていきました。

おやつをやめて、変わったこと

やめる前は「かわいそうかな」と思っていましたが、実際に変わったのはこんなところでした。

おやつをあげていた頃やめてから
ごはんを残すことがあったみんな毎回完食するようになった
体重がじわじわ増えていた体重が安定して管理しやすくなった
おやつをねだって吠えるねだる場面そのものが減った
おやつの取り合いになるおやつがらみのケンカがなくなった

意外だったのが、いちばん下の「ケンカが減った」こと。多頭飼いだとおやつの時間はどうしても取り合いになりがちで、そのたびに私が仲裁していました。おやつがなくなったら、その騒動ごとなくなったんです。

kairi
kairi

仲裁係のお仕事がなくなりました(笑)。これはまったく予想していなかったです

うちが「あげる・あげない」を分けている線引き

うちの扱い中身と理由
あげないジャーキーなどの一般的なおやつ。小型犬には1本でもカロリーが大きすぎるため
あげるデンタルガム。朝と夕方、ごはんのあとに。歯みがきの代わりとして
ごほうび声とスキンシップ。足りないときはその日のフードから数粒取り分ける
足さない療法食の子には、よかれと思ったものも足さない
※うちの子たちの場合です。持病や体重によって答えは変わります。

唯一取り入れているのはデンタルガム

ゼロではなく、デンタルガムだけは与えています。

ガムの袋を開ける音がすると、3匹がどこからともなく集まってきます。1日のなかで、いちばん目が輝く瞬間かもしれません。

理由はシンプルで、うちの子たちは歯磨きが苦手な子が多く、口臭が気になるから😅 歯ブラシを嫌がるので、せめてガムで少しでもケアできれば——という考えです。

あげるのは朝と夕方、ごはんのあとです。「よくできたね」のごほうびにも、このガムを使っています。写真に写っている緑色のねじりスティックがそれで、ほかのガムも同じように与えています。

kairi
kairi

ガムの袋を開ける音がすると、どこにいても飛んできます🦷

デンタルガムを差し出す手を見上げるチワワ3匹
ガムを出した瞬間の3匹。この目です(笑)。おやつをやめても、ここだけは変わりません

デンタルガムを選ぶときに見ているところ

  • 体格に合ったサイズ——チワワに大型犬用は硬すぎる。超小型犬用を選ぶ
  • 1本あたりのカロリー——パッケージ裏をいちばんよく見るのはここ
  • 飲み込まずに噛める硬さ——柔らかすぎると丸呑みしてしまう
  • 毎日続けられる価格——高級品を月1回より、手頃なものを毎日

無添加や自然素材にこだわっているわけではなく、「歯磨き効果がありそう」なものをシンプルに選んでいます。特別なものでなくても、続けることのほうが大事だと思っています🦷

ガムはまとめ買いすると1本あたりが安くなるので、うちはネット通販で箱買いしています。動物病院やスーパーで1袋ずつ買っていた頃より、ずいぶん負担が軽くなりました。

うちで毎日あげている緑色のねじりスティック型デンタルガム

写真の緑色のガム(ねじりスティックタイプ)

うちがあげているのは、この緑色のねじりスティックのガムです。チワワでも噛みきれる硬さで、丸呑みしにくいのが気に入っています。同じようなタイプは通販でまとめ買いできます。
※商品ごとにサイズもカロリーも違います。上の4つの基準で、パッケージ裏を必ず見てください。

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▶ ねじりスティックタイプだけ見る

小型犬用のカロリーオフフードを食べる我が家の犬たち

主食は小型犬用のカロリーオフ

おやつを減らすかわりに、主食のほうでカロリーを調整しています。いろいろ試して、今は小型犬用のカロリーオフタイプに落ち着きました。
※持病のある子は、フードを変える前に必ずかかりつけの先生に相談してください。療法食の子は自己判断で替えないでください。

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犬用のノーズワークマット

おやつを増やさずに遊べる、ノーズワークマット

布のすき間にフードを隠して、においで探して遊ぶマットです。いつものごはんの粒を少し隠すだけでも遊べるので、おやつを増やさずに楽しい時間を作れます。

※持病のある子は、ごはんの量を先生と決めたうえで、その中から使ってください。

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病気の犬のフード選びで気をつけているポイントの図解
フードを選ぶときに見ているポイント。おやつを減らすぶん、ごはんはしっかり選んでいます

おやつの代わりにしていること

「ごほうびがないと、しつけやお薬のときに困らない?」と聞かれることがあります。うちはこうしています。

  • お薬はごはんに混ぜる——mooちゃんの心臓薬はこの方法で問題なく飲んでくれます
  • ごほうびは「声」と「なでる」——大げさに褒めると、それだけで嬉しそうにします
  • ドライフードを数粒だけ取り分けて使う——1日の食事量の中からなので、カロリーが増えません
  • 遊ぶ時間を増やす——おやつよりも、おもちゃで遊ぶ数分のほうが喜びます
リードをつけて散歩する犬
散歩や遊びの時間は、おやつに負けないくらい嬉しいごほうびになります

3つめの「その日のフードから数粒取り分ける」は、いちばん手軽でおすすめです。特別なものを買い足す必要がないのに、犬にとってはちゃんと「ごほうび」になります。

おやつより「ごはんの時間」を大切に

おやつをやめてみて気づいたのが、ごはんの時間がより特別になったということ。

ドッグフードを食べる我が家の犬たち
おやつがないぶん、朝晩のごはんが1日のいちばんの楽しみになりました

ちなみに今のフードは、いろいろ試したすえに落ち着いた小型犬用のカロリーオフタイプです。おやつを減らすかわりに、主食のほうでしっかりカロリーを調整する——これが我が家の体重管理のやり方になりました。

おやつがないぶん、朝晩のごはんを心待ちにしていて、みんな食欲旺盛です。mooちゃんなんて、ごはんの時間が近づくと落ち着かなくなるくらい(笑)。

ごはん自体は病気のことも考えて選んでいます。どんなフードを与えているかは、こちらの記事に書きました。
心臓病・アジソン病の犬のごはん選び|実際に与えているフードと注意点

おやつをあげることだけが「愛情表現」じゃない——一緒に遊ぶ時間、なでてあげる時間、そういうコミュニケーションで十分伝わっていると思っています🐾

病気の子がいる方へ

2026年7月から加わったふくちゃんは、尿路結石症で療法食による治療中です。療法食の子がいると「よかれと思って足したもの」が治療の邪魔になることもあるので、おやつについてはますます慎重になりました。

おやつを与えるかどうかは、その子の病気の状態や体重によって変わります。「うちも与えないほうがいいのかな」と思ったら、まずかかりつけの先生に相談してみてください。うちがどんな病気とつきあっているかは、アジソン病って知ってますか?うちのトイプードルの話に書いています。

相談するときは、「いま与えているおやつのパッケージを写真に撮って見せる」のがおすすめです。カロリーや塩分の量まで見てもらえるので、「これは減らしましょう」「これなら大丈夫」と具体的に教えてもらえます。

kairi
kairi

ここに書いたのは、あくまでうちのやり方です。違うやり方のお家もあると思います🙏

うちはこのやり方が合っていましたが、おやつを上手に取り入れている方もたくさんいると思います。大切なのは、その子に合った選択をすることだと思っています。

まとめ

  • 避妊・去勢後の体重管理のため、おやつはほぼ与えていない
  • 心臓病の子は特に体重増加が負担になるため、カロリー管理を優先
  • やめたら完食するようになり、ケンカも減った
  • デンタルガムのみ取り入れ(歯磨き代わり)。選ぶ基準はサイズ・カロリー・硬さ・続けられる価格
  • ごほうびは声・なでる・その日のフードを数粒
  • おやつより、ごはんの時間・スキンシップを大切にしている
チワワとトイプードルが寄り添うイラスト
持病があっても、毎日はちゃんと幸せです

同じように悩んでいる方の、少しでも参考になれば嬉しいです😊

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この記事について
この記事は、持病のある犬と暮らす飼い主の体験をまとめたものです。適切な食事やおやつの量は一頭ごとに違います。食事管理については、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。
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