沖縄の夏に、うちのmooちゃん(チワワ・12歳)が熱中症になりました。
場所は日陰でした。ほんの一時のことでした。それでも起きました。
同じ場所には他の3匹もいましたが、倒れたのはmooだけです。あとから振り返ると、いくつも思い当たることがありました。同じように高齢の子と暮らしている方に、うちの失敗をそのまま置いていきます。
🐾 この記事でわかること
- 日陰でもコンクリートの上は危ないという話
- 同じ場所にいたのに、12歳の子だけが倒れた理由
- そのとき我が家がやった応急処置(獣医師に「よかった」と言われました)
- 見逃してはいけない、熱中症のサイン
あの日、いつもと違ったこと
その日はエアコンの工事が入っていました。作業のあいだだけ、犬たちをいつもの場所から移して、コンクリートに囲まれたところに入れておいたのです。
日陰でした。だから大丈夫だと思っていました。

日陰だし、少しの間だけだから——そう思っていました。
しばらくして見に行くと、mooの様子がおかしいことに気づきました。
見逃してはいけなかったサイン
ぜーぜーと呼吸が荒く、咳も出ていました。体を触ると、はっきり分かるほど熱くなっていました。
| サイン | mooちゃんの場合 |
|---|---|
| 呼吸が荒い・ぜーぜーする | いつもと明らかに違う荒さでした |
| 咳が出る | くり返し出ていました |
| 体が熱い | 触ってはっきり分かるほど |
| ぐったりして動かない | その場から動きませんでした |
| よだれが多い | — |
うちの場合、いちばん最初に「おかしい」と思ったのは呼吸の荒さでした。いつものハアハアとは明らかに違う、苦しそうな息づかいです。

ハアハアは夏ならふつうのこと。でも、あの日の息づかいは音からして違いました😢
日陰でも、コンクリートは熱い
あとで分かったことですが、コンクリートは日陰でも危ないのです。
わたしは「日陰=涼しい」と思い込んでいました。でも実際には、コンクリートは昼のあいだに熱をためこんで、日陰になったあとも下から熱を返し続けます。
そして犬は、その熱を人間よりずっと近くで受けています。とくにチワワのような小型犬は、地面すれすれで一日を過ごしているのです。同じ場所に立っていても、人と犬では体感がまったく違いました。
同じ場所にいたのに、mooだけでした
いちばん驚いたのは、他の3匹はまったく変わりなかったことです。
同じ場所にいたのに、mooだけでした
多頭飼いをしていると、つい「みんな平気だから大丈夫」と思ってしまいます。
でも、その群れのなかに1匹だけ、耐えられない子がいることがあります。
mooは12歳で、心臓に持病もあります。体にこもった熱を外に出す力が、若い子より弱くなっていたのだと思います。若い子なら自分で涼しい場所へ移動しますが、高齢になると動くこと自体がおっくうになり、その場にとどまってしまいます。
多頭飼いをしていると、つい「みんな元気だから平気だろう」と考えてしまいます。その油断が、いちばん弱い子に出ました。

それからは、みんなが平気そうな日でも、いちばん年上の子だけは見にいくようにしています🐾
あの日、うちがやったこと
あわてましたが、できることをやりました。
あの日、我が家がやったこと
涼しい場所へ移す
まずコンクリートの上から離しました
濡らしたタオルを体に巻く
冷たすぎない水で絞って、体を包みました
関節のあたりを冷やす
ケーキについてくる保冷剤を使いました。首・脇・内ももなど、太い血管が通っているところです
犬用ミルクを飲ませる
⚠️ 人間用の牛乳ではありません。犬用のミルクです
翌日、動物病院へ
落ち着いても必ず受診しました。ここが一番大事でした
翌日すぐに動物病院へ連れて行き、診てもらいました。先生の見立ては、やはり熱中症だろうとのこと。そして「応急処置がよかったですね」と言っていただけました。

あのとき動いてよかった、と心から思いました。
⚠️ かならず動物病院へ
この記事はあくまで我が家の体験で、同じ処置をおすすめするものではありません。
とくに心臓に持病のある子の「ぜーぜー」や咳は、心臓が原因のこともあります。
熱中症なのか、心臓なのか、素人には見分けられません。
応急処置で落ち着いたように見えても、必ず動物病院で診てもらってください。
うちも翌日すぐに連れて行きました。
うちがこれから気をつけること
今回のことで、はっきり分かったことがあります。危ないのは「いつもの場所」ではなく、「その日だけ」の変化のほうだということです。
工事、来客、模様替え、片づけ——ほんの少し犬の居場所を変えるとき、わたしたちは涼しさまで考えていませんでした。これからは、短い時間でも、犬を移す先の足元が何でできているかを見るようにします。
🏡 うちのチワワたちの暮らし
我が家では、チワワの4匹は庭で放し飼いにしています。
敷地がぐるりと囲われているので外に出る心配はなく、4匹で自由に走り回っています。
洗濯物干し場が部屋のようになっていて、犬が自分で出入りできるドアもつけました。
そこが寝床です。
室内で暮らしているのは、抜け毛の少ないトイプードルのふわりだけ。
家族に鼻炎とアトピーの者がいるため、この形に落ち着きました。
——それでも、「その日だけ」の環境の変化で起きてしまったのが今回でした。
夏のあいだ、家にあって助かったもの
あの日わたしが使えたのは、たまたま家にあったものばかりでした。探しに走る時間はありません。夏がくる前に、手の届くところに置いておくだけで違うと思います。

犬用ミルク(人間の牛乳ではありません)
あの日、うちが飲ませたのはこれでした。人間用の牛乳ではなく、犬用のミルクです。牛乳はおなかをこわす子がいるので、うちは使いません。
※ぐったりしている子に無理に飲ませるのは危険です。まずは涼しい場所へ移して、動物病院へ。
ペット用のひんやりグッズ・保冷剤
うちはケーキについてきた保冷剤で間に合わせました。今はペット用のひんやりマットや保冷剤もあるので、夏の前に用意しておくと慌てずにすみます。
※保冷剤は直接あてず、タオルで包んで使います。凍傷になることがあります。
mooは今、元気に走っています

最後に、いい報告を。
mooはすっかり元気になって、今も走り回っています。12歳になって耳は遠くなり、眠っている時間も増えました。ごはんを食べるのもゆっくりです。それでも、名前を呼ぶとうれしそうに駆けてきます。
あのとき気づけて、本当によかったと思っています。
同じように高齢のわんこと暮らしている方へ。「日陰だから大丈夫」は、うちでは通用しませんでした。この話が、どこかの一匹の助けになりますように🐾
まとめ|短い時間でも、移す前に見ること
今回のことでうちが決めた、確認のしかたです。むずかしいことはひとつもありません。「日陰かどうか」だけで判断しない、それだけです。
| 見るところ | うちが決めたこと |
|---|---|
| 足元は何でできているか | コンクリートやタイルの上には置かない。日陰でも熱を返してくるため |
| 犬の高さで確かめる | しゃがんで手のひらを地面に当ててみる。人の顔の高さとは別ものです |
| いちばん年上の子 | みんなが平気そうな日でも、その子だけは見に行く |
| 冷やすものの置き場所 | タオルと保冷剤は、夏のあいだ手の届くところに。探しに走る時間はありません |
| おかしいと思ったら | 落ち着いたように見えても動物病院へ。うちも翌日すぐに行きました |
あの日いちばん危なかったのは、暑さそのものよりも「日陰だから大丈夫」と思い込んだことでした。同じ思い込みをしている方が、どこかにいるかもしれません。だからこの記事を書きました。
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この記事は飼い主の体験の記録で、同じ処置をおすすめするものではありません。熱中症の症状も必要な対応も、その子の年齢・持病によって変わります。診断・治療については必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。ぐったりしている・意識がはっきりしないときは、すぐに動物病院へ連絡してください。



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