アジソン病の通院費・薬代の話を前回書きましたが、「ペット保険はどうしてるの?」という声をいただいたので、今日は正直に書いてみます。
結論から言うと、うちはペット保険に入っていません。でも、「入っていてよかった」と感じている方がいるのも事実です。どちらが正解かは、家庭によって違う——だから今日は、どちらの話もまとめて書いてみます。
ふわりがアジソン病と診断されたとき
ふわりがアジソン病と診断されるまで、うちは保険にも入っておらず、医療費のための積み立ても特にしていませんでした。「うちの子は元気だし、まだ若いから」——そんな気持ちで、深く考えていなかったのが正直なところです。
でも、診断が出てからは状況が一変しました。検査、血液検査、ホルモン検査、点滴、入院——次々と医療費がかかり、最初の数ヶ月は本当に出費が重なりました。
そのとき正直に思ったのが、「ペット保険に入っていればよかった」という後悔です。あの高額な請求書を前にして、はじめて保険のことを真剣に考えました。
でも——もう遅かったのです。アジソン病という診断がついた後では、その病気は「既往症」として扱われ、ほとんどの保険で対象外になってしまいます。診断後に保険を探しても、肝心の病気がカバーされない。これが現実でした。
それからは、自分で毎月積み立てることにしました
後悔しても保険には入れない。だったら、自分でやるしかない。そう気持ちを切り替えて、ふわりのアジソン病がわかってから、毎月一定額を医療費専用として積み立てるようにしました。
保険の代わりに、自分が保険になる——そう決めて、今も続けています。毎月コツコツ積み上げることで、定期検診や薬代、急な体調変化のときにも慌てずに対応できるようになってきました。
今はこのやり方が我が家には合っています。でもそれは、最初から選んだ道ではなく、高い授業料を払ってたどり着いた答えです。できることなら、もっと早くから準備しておきたかった——そう思っています。
ペット保険に入っていてよかった、という声もある
アジソン病は、診断後も一生涯にわたって投薬が続く病気です。月々の薬代・定期検診・緊急時の入院——これらが積み重なると、年間で数十万円になることもあります。
そういった状況の中で、診断前から保険に加入していた方は、大きな恩恵を受けているケースが多いようです。
実際にこんな声を聞いたことがあります。
- 「保険があったから、治療を迷わず続けられた」
- 「検査代の70%が戻ってきて、本当に助かった」
- 「入院のとき、保険があって心底よかったと思った」
- 「毎月の保険料が惜しいと思っていたけど、入っておいてよかった」
こういった声を聞くたびに、「そうか、そういう選択肢もあったんだ」と感じます。我が家のやり方だけが正解ではない、ということは素直に思います。
ペット保険を選ぶときに気をつけたいこと
もしこれからペット保険を検討するなら、いくつか確認しておきたいポイントがあります。
- 既往症は対象外になる——すでに診断を受けている病気はほぼカバーされません。元気なうちに入ることが大前提です。
- 補償の割合を確認する——50%補償か70%補償かで、実際に戻ってくる金額がかなり変わります。
- 通院・入院・手術それぞれの上限を確認する——アジソン病のように通院が長く続く病気では、通院の補償が手厚いプランが向いています。
- 年齢制限を確認する——加入できる年齢の上限がある保険も多いため、若いうちに検討するのがベストです。
主要ペット保険5社の比較(犬向け)
代表的なペット保険をまとめました。アジソン病のように通院が長期間続く病気には、通院補償が充実しているプランが特におすすめです。
| 保険会社・プラン | 補償割合 | 通院補償 | 窓口精算 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|
| アニコム損保 どうぶつ健保ふぁみりぃ | 50% / 70% | ○ | ○ (約7,000施設) | 公式サイトへ |
| 第一アイペット損保 うちの子 | 50% / 70% | ○ | ○ (約6,200施設) | 公式サイトへ |
| 楽天ペット保険 | 50% / 70% | ○ | ✕ | 公式サイトへ |
| SBIペット少短 | 90% | ○ | ✕ | 公式サイトへ |
| PS保険 | 70% | ○ | ✕ | 公式サイトへ |
※保険料・補償内容は変更される場合があります。必ず各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
保険向きの家庭、積み立て向きの家庭
| ペット保険向きの家庭 | 自己積み立て向きの家庭 | |
|---|---|---|
| 特徴 | 急な出費に不安がある | 毎月コツコツ続けられる |
| メリット | 高額医療費をしっかりカバーできる | 保険料を払い続けなくていい |
| 注意点 | 既往症は対象外になることが多い | 貯まる前に病気になると厳しい |
| 向いている人 | 急な出費が心理的に辛い方 | 計画的に管理できる方 |
同じ後悔をしてほしくないから、一つだけ
保険が合う家庭、自己積み立てが合う家庭、どちらもあります。正解はひとつではありません。
でも、一つだけお伝えしたいことがあります。
元気なうちに、一度だけ考えてみてください。
「まだ若いから」「今は元気だから」——そう思っているうちに、調べるだけでも損はありません。入るかどうかはそれから決めても遅くないですし、自己積み立てを選ぶとしても、早く始めるほど安心です。
診断がついてからでは、選択肢が一気に狭まります。うちはそれを身をもって経験しました。
今は自分のやり方で、ふわりの治療を続けています。毎月の積み立てが、ふわりの安心につながっていると思うと、それはそれで悪くないな、と感じています🐾
同じ病気と向き合っているみなさんの、少しでも参考になれば嬉しいです。




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